Doctoral Student Technical Writing
概要
この科目では、自身の専門分野で研究論文を執筆するために必要な科学的・技術的な書くスキルを身に付けます。この科目は前半後半に分かれています。前半では、対象読者、目的、構成、流れ、スタイル、見せ方の観点から高品質な国際リサーチジャーナル論文の特徴を学習します。また、効果の高いテキスト分析ツールと視覚化ツールを使って、専門分野で役に立つ文章の特徴やパターンを特定する方法についても学習します。後半では、対象ジャーナルの「執筆者への指示」ガイドラインに従って、現在自身で行っている研究を説明する短い研究論文を計画・完成させます。執筆プロセスの一環として、先行研究の言い換え・引用・参照方法、シンプル・詳しい定義の書き方、方法とプロセスの説明方法、図や表のデータを紹介・説明したりヘッジを使って解釈したりする方法、タイトル・要旨・キーワードのリストといった形で研究を要約する方法を学習します。
学習到達目標
- 読者、目的、構成、流れ、スタイル、見せ方の観点から研究論文の特徴を理解する。
- 参考文献、引用文献、および盗用回避の重要性を理解する。
- リサーチジャーナルの「発表論文の募集」および「執筆者への指示」の読み方、解釈方法を学ぶ。
- 専門分野で研究論文のタイトル、序論、方法、結果、考察、結論のセクションを書く。
- テキスト分析ツールを使って、専門分野の執筆における文章の特徴やパターンを特定する。
- 先行研究を言い換え、引用、参照する。
- シンプル・詳しい定義を書く。
- 方法とプロセスを説明する。
- 結果(図や表を使ったものを含む)を紹介、説明、ヘッジを使って解釈する。
授業の詳細はWaseda Moodle科目ページで確認できます。
教材
- 科目教材は最初の授業で配布されます。
- 上級者向け英和辞典を授業に持参することを推奨します。
採点・評価
その他関連情報
補足リソース
- 受講生は西早稲田キャンパスライティング・センター(60号館2階201号室)を利用するようにしましょう。詳細についてはこちらを確認してください。