Doctoral Student Presentation Skills
概要
この科目では、学生が自身の専門分野で科学的・技術的な研究成果を国際会議で発表するために必要な口頭プレゼンテーションスキルを身に付けます。この科目は前半後半に分かれています。前半では、対象聴衆、目的、構成、流れ、スタイル、見せ方の観点から高品質な国際会議のプレゼンテーションの特徴を学習します。また、専門分野で自分の研究を力強く効果的に伝える効果的なプレゼンテーションスキル、視覚化テクニック、言語パターンを取り入れる方法についても学習します。後半では、一般的な会議のプレゼンテーション形式に従って、現在自身で行っている研究を説明する短い研究プレゼンテーションを計画・発表します。プレゼンテーション計画の一環として、先行研究の言い換え・引用・参照方法、専門分野のシンプル・詳しい概念の説明方法、方法とプロセスの説明方法、図や表のデータを紹介・説明したりヘッジを使って解釈したりする方法、研究を要約する方法を学習します。
学習到達目標
- プレゼンテーションの重要性とその固有の問題を理解する。
- 落ち着いて、自信と威厳を持ってプレゼンテーションを行う。
- 明確で魅力的な視覚資料を作成する。
- 聴衆、目的、構成、流れ、スタイル、プレゼンテーションの伝え方を見分ける。
- メモをもとに、理解可能な発音でプレゼンテーションを行う。
- プレゼンテーションの内容を伝えたり説明したりする時に自然な表現のリンキングフレーズや表現を使用する。
- 聴衆からの質問に対処する方法を理解する。
- プレゼンテーションのリソースとデータを引用・参照する方法を学ぶ。
授業の詳細はWaseda Moodle科目ページで確認できます。
教材
- 教科書:『Presenting Research in Science and Engineering (2nd Edition)』L. アンソニー(2010)DTP出版
採点・評価
- 構成
- 受講生が行っている研究の背景に関するプレゼンテーション
- プレゼンテーション準備に使用した資料(10%)
- PowerPointファイル(10%)
- パフォーマンス(20%)
- 受講生が現在行っている研究の成果に関するプレゼンテーション
- プレゼンテーション準備に使用した資料(10%)
- PowerPointファイル(10%)
- パフォーマンス(20%)
- その他の授業中の課題と宿題(10%)
- テスト欠席の取り扱い
- 試験欠席の取り扱い
その他関連情報