この科目では、学生が自身の専門分野で科学的・技術的な研究成果を発表するために必要な口頭プレゼンテーションスキルを身に付けます。この科目は前半後半に分かれています。科目の前半では、理工学分野で効果的なプレゼンテーションを準備し行うために必要な基本的な戦略を身に付けます。まず、プレゼンテーションの重要性と関連する問題について学習します。次に、聴衆、目的、構成、流れ、スタイルの問題を考慮してプレゼンテーションを作成する方法を学習します。その後、プレゼンテーションを行う時の一般的な戦略とスライドの作成テクニックを学習します。最後にプレゼンテーションを行う時の話すスピード、強弱、イントネーション、発音を向上させる方法を学びます。受講生は前半の最後に自身の研究対象に関連した5~10分間の短い口頭プレゼンテーションを行います。科目の後半では、プレゼンテーションの各パート(オープニング、概要、背景、材料/方法、結果、考察、要約、質疑応答)で必要な言語に重点が置かれます。実際の工学会議で行われたモデルプレゼンテーションで使われている言語を分析することで、プレゼンテーション言語に共通する特徴の多くを学習し、英語でプレゼンテーションを行う自信を培うことができます。また、短いペア・グループアクティビティを通じて対象言語の練習を行い、研究対象に関連した最終プレゼンテーションに向けて取り組みます。後半の最後に自身の研究対象に関連した5~15分間のプレゼンテーションを行います。最初のプレゼンテーションとは異なり、これはより詳細で学術会議で行う種類のプレゼンテーションを正確に反映したものになります。
授業の詳細はWaseda Moodle科目ページで確認できます。