Technical Writing 2
概要
この科目では、研究論文を理解し執筆するために必要な科学的・技術的な読み書きのスキルを身に付けます。まず研究内容や研究プロセスが何であるか、研究論文の執筆にどのように反映されているかを学習します。研究論文の執筆に役立つソフトウェアツールとコーパス(言語サンプルの集約)を見ていきます。受講生は自身の研究論文コーパスを作成し、残りの科目で使用します。その後、タイトル、要旨、序論、材料/方法、結果、考察に別々に取り組み、自分の専門分野に関する1本の研究論文を書きます。研究論文の各パートに関しては、まずコーパスを使ってサンプルテキストを分析し、その成果をクラスの他のメンバーに発表します。これにより、どの要素が理工学分野全てに共通し、どの要素が個々の分野に固有であるか理解することができます。それから、自身のライティングで学んだことを応用し、科目が終わるまでに1本の研究論文を書き上げます。
学習到達目標
- 理工学分野における英語の重要性を理解する。
- 効果的な戦略を使用して学術語彙を学習する。
- テキスト分析ツールを使用して、異なる分野で出版された文章の違いを見分ける。
- 専門分野の技術研究論文の構造を明らかにする。
- 専門分野の研究論文各セクションを書く。
- シンプル・詳しい定義を書く。
- 方法とプロセスを説明する。
- 図や表を使って情報を説明する。
- ヘッジを使って研究成果を示す方法を理解する。
- 参考文献、引用文献、および盗用回避の重要性を理解する。
科目シラバスはこちらからダウンロードできます。
授業の詳細はWaseda Moodle科目ページで確認できます。
教材
- 科目教材は科目の最初の授業で配布されます。
- 上級者向け英和辞典を授業に持参することを推奨します。
採点・評価
その他 詳細情報
- 不正行為について
- 受講生は可能ならば以前の科目(TW1、CBD1/2など)で書いた文章のサンプルを最初の授業に持参してください。
補足リソース
- 受講生は西早稲田キャンパスライティング・センター(60号館2階201号室)を利用するようにしましょう。詳細についてはこちらを確認してください。