

日本語が母語ではない人が話す日本語が、「日本人」の聞き手にどう認識されるかに関心があります。欧米の研究では、話者の人種/エスニシティが発話の理解や評価に影響することがわかっています。外国人が増え続けている日本において、こうした言葉の認識の仕組みを解明することは、公正な社会を築くために欠かせないと考えています。心理言語学や自然言語処理の手法を用いて、人間と言語モデルが非母語話者の日本語をどのように認識しているのかを研究しています。 これまでの研究では、母語獲得や談話レベルでの話者の言語使用をモデル化する研究に取り組んできました。母語獲得には今も強い関心を持っており、今後もサイドプロジェクトとして継続していく予定です。
役職 : カリキュラム担当
担当科目 : Academic Lecture Comprehension, Communication Strategies, Technical Writing
心理言語学